【Power Metal】絵に描いたようなアイアンメイデン、Liege Lordについて【隠れた名バンド#011】
Liege Lord
歴史の波間に埋もれたマイナー系バンドを発掘する企画、11回目。
今回はコネチカット州出身のUSパワメタバンド、Liege Lordをピックアップ。
1985年に「Freedom's Rise」でデビュー。
その後「Burn To My Touch」と「Master Control」をリリース後は活動停止。
(2013年頃から活動再開している模様です。)
僕のお勧めは3作目の「Master Control」です。
Iron Maiden好きには、聴いた瞬間にBruce Dickinsonかと耳を疑うと思いますよ。
楽曲の構成や世界観はIron Maidenを彷彿とさせますが、本家よりもメタル臭が強いですね。
分かりやすいところで、Vicious RumorsみたいなPower Metalの骨格に近いと思います。
ネタばらしになるのか分かりませんが、本作のVocalはJoe Comeauです。
Overkillではギターを弾き、AnnihilatorではVocalを担当した才人。
彼の歌唱力のおかげもあって、本作「Master Control」はLiege Lordの最高傑作に仕上がっていると思います。