【Synthwave】The Midnightの新作がエモ過ぎて思わずエモ死するレベル
The Midnight「Nocturnal」★★★★★
当ブログでも猛プッシュしているLAのアーティスト、The Midnightが新作を発表しました。
今回も感涙必至な80年代の郷愁感とモダン志向なシンセウェイブサウンドが大変心地良い作品となっております。
サイバーパンク感あふれるアートワークも最高ですね。
せっかくなので、初見の方は以下の過去記事も合わせてご覧ください。
The Midnightの実体はTim McEwanとTyler Lyleによる2人組ユニットです。
地元が同じLAのFM-84とも親交があり、対バンでLiveをやったりしています。
(というか、何ですかその豪華な対バン...まるで夢のようです。)
あ、FM-84も以前から猛プッシュしておりますのでよろしくお願いします。
今年に発表された新曲も素晴らしい出来でした。
さて、The Midnightの本作。
デビューアルバムよりもバラード調の楽曲を主体とし、全体的に落ち着いた内容です。
しかしながら、とにかくエモい。
オープニングからして激エモいです。
特に中盤に配置された「River of Darkness」という曲の破壊力。
控え目なBPMに心地良いシンセベース、そして艶やかなVocal、極めつけは涙腺ダムを一気に崩壊させようとするサックスのソロパート。
不快な音色は全て排除されており、シンセウェイブ楽曲としてもパーフェクトと言えるでしょう。
ちなみに、全7曲入りで40分を超える作品ですが、DiscogではEP扱いとなっております。
これだけの内容ですと、2ndアルバムとしても問題ないようには思いますが...
ひとまずその辺の事情は置いておいて、80年代シンセポップ好きはお見逃しないよう、改めてよろしくお願い申し上げます。