NEODEAD MANIA

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【Hard Rock】次世代ハードロックシーンを牽引するSmash Into Pieces、6thアルバム「A New Horizon」を発表!

A New Horizon [Explicit]

Smash Into Pieces「A New Horizon」★★★★★

 

当ブログではすでに常連であるスウェーデン出身のSmash Into Piecesが、6枚目となるアルバム「A New Horizon」を発表しました。

内容次第では紹介するのを控えるつもりでしたが、どう考えても文句なしの傑作に仕上がっておりましたので思わず記事にした次第です。

(過去作のレビューについては以下のリンク先にてご参照ください。)

 

 

それでは最新のアルバム音源からチェックしていきましょう。

 

 

 

前作も素晴らしかったですが、これも予想以上に良い出来じゃありませんか。

そもそも、彼らのコンセプトは初期の頃から変わっていません。

それにも関わらず、ソングライティングやアレンジメントにおいてリスナーを飽きさせない工夫が毎回施され、アルバムリリース毎にバンド本体のブラッシュアップを体感させる内容になっているのは流石です。

 

加えて、北欧特有のウェットな哀愁性と適度にヘヴィなバンドサウンド、そこにEDM由来のエレクトリックな隠し味を随所にちりばめることで、名実ともに次世代ハードロックの急先鋒としてシーンを牽引してきた功績は、もっと評価されて然るべきかと思います。

 

 

断言しますが、本作は全曲が捨て曲なしの傑作でしょう。

前作では少し不満のあった構成(曲順)も、本作は文句なし。

 

例えばイギリスのDef Lepard、そしてカナダのNickelbackなんかを嗜好していた古参のハードロックリスナーにとっても、このSmash Into Piecesが一歩も引けを取っていないという明らかな事実。

これはNWOBHMあたりからHR/HMシーンを眺めてきた自分が言うので間違いありません。

 

 

バンドのアイコンであるドラマーのビジュアルもキープコンセプト。

これによって絵的にも「次世代」であることをアピール出来ています。

 

時節柄、オリンピックやパラリンピックの開閉会式じゃないですけど、テーマを貫くことの重要性、つまりはコンセプトの具現化に伴う一貫性はクリエイティブの基本かと思います。

このアルバムを聴いていると、実にそれを再認識させられます。

未聴の方は、ぜひこの機会に、彼らの世界観を味わってみてください。