【Hard Rock】ハンガリー出身の5人組、Stardustのデビューアルバム「Highway to Heartbreak」はメロディアス・ハードロックの傑作につき、AOR好きはスルー禁止!
Stardust「Highway to Heartbreak」★★★★★
昔からメロディアスハードなロックサウンドって僕にとっては生きていくのに欠かせない「水」みたいなもので、常に新しい音源に飢えていたりします。
本日紹介するハンガリー出身の5人組新人バンド、Stardustは正真正銘のおいしい水でございます。
まずはPVからチェックをお願いします。
いかがでしょうか。
音楽性の源泉は1980年代ですけど、モダンな世界観もしっかりと構築出来ていると思います。
この手のバンドって、一見してやってることはノスタルジックそのまんまですけど、決して懐古主義だけで終わらなせないところが好印象です。
上記のPVを気に入った方は、ぜひデビューアルバムの方もチェックをお願いします。
僕のお気に入りは「Heartbreaker」「Can't Stop Lovin' You」「Blue Jeans Eyes」「The River is Rollin'」あたりの、まさにAOR的アプローチが炸裂している楽曲群です。
ちなみに「Blue Jeans Eyes」は2016年に発表されたデビューEP「Shine」収録曲でして、恐らく今回のデビューアルバムに合わせて再録されています。
思えば、2016年から何年待たされたんだ、っていうデビューアルバムでもありますね。
個人的には100点満点と言いたいところですが、全体のサウンドプロダクションについてはまだまだ改善の余地があると思います。
特にドラムやベースの音圧、、、つまり迫力が不足している感は否めません。
しかし、それらを差し引いたとしても、ソングライティングのレベルの高さは言うまでもなく、例えば、PVでも紹介した「Shout It Out」のコーラスにおける垢抜けない不器用さも、ちゃっかりと自分たちの武器にしているところは凄いことです。
いやはや、とんでもない5人組が現れましたね。