【Melodic Death Metal】フランス産の正統派メロデス、Temneinが3rdアルバム「Tales: Of Humanity and Greed」を発表!
Temnein「Tales: Of Humanity and Greed」★★★★☆
僕がプッシュするHR/HM系音源は、総じてメロディアス&ノスタルジックなバンドが多い気がします。
今宵紹介するTemneinも正統派メロデスとして、どこか懐かしい叙情性を内包するバンドです。
まずは最新作からのPVをご覧頂きましょう。
PVの映像はさておき、音像は至極真っ当なメロデス路線ですね。
しかもそんなに速くないです。
ちょっとしたドゥームっぽい雰囲気も感じます。
Temnein自体はフランス出身の5人編成のバンドでして、At the GatesやDark Tranquillity、Opethなどから影響を受けたことを公言しています。
確かに楽曲の構成はメロデスの法則に従って作られていますが、独特なスラッジ性を僕は感じています。
10分を超える曲もありますが、不思議とプログレッシブ性は希薄。
正統派ではありますが、そこに収まりきれない謎の世界観。
掴みどころのない不思議な魅力を持ったバンドです。
恐らく、大化けするのは次作ではないかと。
今後の活躍にとても期待しているところです。