【Electronica】The Maker & The Instrumentが体現したオーガニック系エレクトロニカの新世界。
The Maker & The Instrument「Instrumental Songs Of Worship」★★★★★
突然ですが、コロナ禍で心身ともに疲れていませんか?
音楽は手軽に内服できる治療薬です。
ぜひ今宵紹介するThe Maker & The Instrumentに癒されてみてはいかがでしょうか。
まずはYoutubeにもupされているPVをご覧頂きましょう。
古来よりDan Gibsonから活力を得ていた僕からすると、文句なしの世界観です。
各楽器のバランスも良く、ヘッドホンで聴けば耳福間違いなし。
歌詞をご覧の通り、もはや讃美歌レベル。
このThe Maker & The Instrumentは、Chris Tomlinというグラミー賞を受賞したこともあるシンガーソングライターと、Tommee Profittという同じくソングライターでプロデューサーでもある2人が組んだプロジェクトです。
せっかくなので、それぞれの作品をPVで確認しておきましょう。
Chris Tomlin
Tommee Profitt
クリスチャン成分たっぷりのChris Tomlinと、シネマティックな世界観を追求するTommee Profittの組み合わせはひとまず成功といったところでしょう。
The Maker & The Instrument、刺さる人には本当に突き刺さると思うんですよね。
楽曲によっては、Coldplayのような奥行きさえ感じますから。
ユーフォリックでありながらも、牧歌的な雰囲気さえ漂わせるところは、Bon Iverなどインディーフォーク好きの琴線に触れるかも分かりません。
従ってチルアウトやヒーリングというよりも、生音由来のオーガニック系エレクトロニカと言っても過言ではないです。
メロディアスですけど、後味サッパリな塩とんこつ系。
ぜひお試しください。