【Hard Rock】デンマークで育まれた北欧ハードポップの権化、Skagarackについて【隠れた名バンド#019】
Skagarack
歴史の波間に埋もれたマイナー系バンドを発掘する企画、19回目。
今回はデンマーク出身のハードロックバンド、Skagarackをピックアップ。
活動期間は1986年から1993年頃まで。
本国では再結成して今も活動している模様。
このバンドを語るなら、やはり1stデビューアルバムでしょう。
必要以上にちりばめられたシンセサウンドが嫌でも印象に残ります。
いや、これは褒め言葉です。
1986年当時で、ここまでのハードポップ路線を北欧で体現していたバンドが他にあったでしょうか。
え?TNT?
確かに、、、異論ありません。
それでも、Skagarackが目指していたのは、恐らくアメリカのJourneyやTotoですよね。
リリースを重ねるごとにシンセサウンドが薄れ、オーガニックなハードロック色を強めていきましたが、今となってはこの初期作品の「個性」が際立ちます。
当時は軟弱過ぎて敬遠していたものですが、再評価したいバンドの1つです。