【J-Pop】楠瀬誠志郎世代が感涙する傑作J-Pop「まもりたい~この両手の中~」村上佳佑
村上佳佑「まもりたい~この両手の中~」★★★★★
僕が昨年の邦楽Tune of the Yearの記事で1位に推した曲。
最近になって新しいPVが公開されていたので紹介します。
そして某テレビ番組でも存在感を増しているみやぞんversionは必見です。
コメディ路線なのは分かっているけど、この歌に自然と癒やされてしまいます。
邦楽、というよりもJ-Pop界において久しぶりに目が覚めるような1曲ですね。
例えば、この曲を聴いて楠瀬誠志郎を思い出した人、僕と同類です。
曲構造や世界観、そして普遍的な愛を歌っている点など、共通点が多いです。
ちなみに「ほっとけないよ」は1991年に発表され、瞬く間に大ヒットとなりました。
これはTBS系ドラマ「ADブギ」の主題歌だったことも影響したと思われます。
対して、村上佳佑の「まもりたい~この両手の中~」は「ニベア」のCM曲として、すでにお茶の前でも流れています。
先程のみやぞんversionにもあるように、この曲はかつてのトレンディドラマへのオマージュとも言える内容ですから、世の中のアラフォー以上の世代は率先してチェックするべきだと思います。
とはいえ、愛の言葉というのは日常会話ではなかなか言えません。
でも、それを歌にすると気恥ずかしさも少し和らぎます。
不思議です。
改めて、ポップスの凄味というのを感じました。
ちょっとだけ老害発言になってしまいますが、若手の邦楽アーティストはどうにも変化球に走りがちじゃないですか?
確かに変化球の方が個性的ですし、他と違ってる感は出せます。
しかし、直球には直球の良さがあります。
この村上佳佑のように、あえて直球勝負でポップカルチャーのど真ん中を狙ってくるアーティストが、もっともっと増えることを願っています。
- アーティスト: 村上佳佑,田中秀典,Aimee,飛内将大,Michael Allen Madden
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2017/06/14
- メディア: CD
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