Batman : Arkham Knight Part-2
引き続き、Arkham Knightを攻略中。
前回の記事でも述べたように、過去のシリーズをプレイしてきた人にはお馴染みのゲームシステムとなっており、これは「探偵」としての顔を持つバットマンの捜査シーンについても同じだ。
事件現場における、死体の実況見分などはまるで検死官そのもの。
これは「The Witcher 3」でも実装されているシークエンスだが、バットマンの方は主観的視点が多いため、臨場感がある。
(ちなみに事件現場での初動捜査を「臨場」と呼ぶのはドラマでもお馴染み)
ゲラルトの人並み外れた能力も凄いが、バットマンの方も改造人間顔負けのスキルの持ち主なので、このようなレントゲン風の解析もお手のものだ。
ただ、ほんの少しだけ、作業感が否めないので、退屈に感じる人には無駄な時間かもしれない。
けれども、この捜査をしておかないとクエストが進行しないのでやるしかない。
様々な情報から行方不明者リストの人物と合致させていくバットマン。
画像をご覧のように、テキストによる情報量も多く、洗練された印象は控え目。
もっとスッキリ出来なかったものか。。。
おじいちゃんには目が疲れるシークエンスだ。
自らが作成した毒ガス兵器をゴッサムシティにばらまいてやると宣言している以上、そんな狂ったテロリストを正義の味方バットマンが放っておけるはずもない。
ちなみに本作のゴッサムシティも前作同様に箱庭化されているので、メインクエストを進める傍ら、警察官の救出といったサイドクエストや拡張現実トレーニングと呼ばれるミニゲームを遊ぶことが出来る。
中には苦手な人もいるかもしれないが、バットマンのグライド系トレーニングも実装されている。
このグライド系は私もあまり好きではない部類だが、前作よりも少しだけ操作性が向上している印象。
後半にかけて難易度が上がっていくのは目に見えているので、今は何とも言えないが。
しかし、このようなトレーニングはバットマンの経験値となり、レベルアップへの扉が開かれていくので率先して取り組んでいきたいと思う。
前回の記事で書き忘れてしまったが、リドラーも健在だ。
これはリドラーという精神異常者が仕掛けたギミックを探すという、所謂収集系ミニイベントとなっている。
右上のテキストをご覧頂きたい。
どうやら本作のリドラーは243個あるらしい。
これは多い方。
しかし、世の中にはこうした無限プチプチ的な快感を求めるプレーヤーが少なからず存在するので、数としてはまだ良心的な方かもしれない。
確かに、かつての「The Saboteur」という箱庭ゲームに比べれば、3桁の収集系など可愛いものだ。
さて、本作にはバットマンの舎弟、ロビンも登場する。
2代目ロビンという設定の彼も、今回のミッションには協力したくてたまらない様子だが、それを頑に拒むバットマン兄貴。
今後、2人の師弟愛も描かれるというのだろうか。
ちょっと楽しみである。
ちなみにこのロビンというバットマンの相棒、原作では5代目まで存在するらしい。
そこまでコアなファンじゃない故に、詳細まで語る知識を持ち合わせていないのだが、ちょっと調べてみると本作のティム・ドレイクは3代目という設定が正しい模様。
ゲーム内の情報では2代目となっているが、、、これが誤植なのかどうかは今の時点では分からない。
それこそ序盤はバットモービルなど新要素への対応に追われるが、ゲームを進めていくとようやくRocksteady社らしい展開が繰り広げられる。
カタルシスあふれる格闘戦である。
これは画像のように捜査視点からのステルス戦闘も可能となっており、正面突破以外の攻略の糸口はきちんと用意されているので、シリーズファンは安心していいと思う。
素手による格闘戦もさらに派手さを増しており、特に集団に囲まれた時の一騎当千ぶりは快感そのものである。
この格闘操作においては小難しい要素は一切なく、アクションゲーム初級者にも安心設計と言えよう。
改めて、この格闘システムの設計をしたRocksteady社の偉業は計り知れない。
一時期のアクションゲームに蔓延っていたQTEという悪しきシステムを、それはそれは心地良い空前のカタルシスへと昇華させたのだ。
日本でもこのデベロッパーの功績はもっと評価されていいと思う。
この工場に単身で潜入し、毒ガス兵器の拡散を止めなければならない。
当面、私もこのメインクエストを中心に攻略していく予定。
専ら、私の興味はジョーカーの登場がいつになるかということ。
そろそろ出てきてもおかしくはないのだが。。。
つづく