【Metal Core】Heaven Shall Burn、4年ぶり9作目となる2枚組の新譜「Of Truth And Sacrifice」を発表！

Heaven Shall Burn「Of Truth And Sacrifice」★★★★☆

ドイツ出身のメタルコアバンド、Heaven Shall Burnが新譜をリリースしました。

何と、2枚組のボリューム。

4年ぶりですから、勢い余り過ぎって感じもありますが、まずはMVからどうぞ。

もしかすると、Heaven Shall Burn史上、最もキャッチーで聴きやすいアルバムかもしれません。

記事タイトルにはメタルコアと表記しましたけど、骨格はメロデスに近いですし。

特にEDM由来のインダストリアル風味な楽曲「La Résistance」は象徴的。

僕などは一瞬、KMFDMかと思いましたよ。

どちらにせよ、バンドとして円熟期に突入した印象を持ちました。

ドイツ出身だけあって、ジャーマンメタル特有の湿度が良い感じです。

特に硬質なサウンドプロダクションはHeaven Shall Burnの特長でもありますので、本作でもギターリフが徹頭徹尾にザクザクしていて大変心地良いです。

ジャケのアートワークも「Veto」（2013年発表）の名画路線に戻りましたよね。

オーセンティックで質実剛健な音楽性とよく合っていると思います。

個人的には2枚組のボリュームが少し満腹気味。

コード進行が似ている曲が多いので、出来れば1枚にコンパイルして欲しかったような。。。

（どちらかと言えば、2枚目が好きでヘビロテしています。）

NEODEAD MANIA