【Punk Rock】デトロイト・ロック・シティ出身の4人組、Junk Monkeysについて【隠れた名バンド#002】
Junk Monkeys
さて、歴史の波間に埋もれたマイナー系バンドを発掘する「隠れた名バンド」企画ですが、今回はUS出身のJunk Monkeysを取り上げたいと思います。
デビューアルバム「Firehouse」のリリースが1987年、僕が好きな2ndアルバム「Soul Cakes」が1989年となっております。
その後、3rd「Five Star Fling」(1991年)、4th「Bliss」(1992年)までリリースを重ねましたが、それ以降はバンドとしての音沙汰はありません。
まずはSpotifyなどで音源を聴いてもらった方が話は早いです。
New York Dolls系というか、Johnny Thunders系ですので、好きな人には刺さるでしょう。
それにしても、New York DollsのRockとPunkの混ざり具合って本当に絶妙で、ハチャメチャに見えてきちんとR&Rまで参照しているのが芸達者ですよね。
演奏技術はさておき、そりゃRamonesもSex Pistolsも影響されますよ、、、っていう。
(ちなみにNew York Dollsに一時在籍していたブラッキー・ローレスはW.A.S.P.としても成功を収めました。)
Junk Monkeysに関しては、当時の貴重な映像を見つけましたので貼り付けておきます。
何と言いますか、風貌というかビジュアルが完全にオルタナっぽいですね。
そういえば、1990年代付近のパンク・ロック勢ってこういう感じもありましたよね?
(次第にパワー・ポップやメロコアなどに細分化していく時代でもありました。)
しかしこの映像を見て思うのは、Junk Monkeysにとっての不幸は、ギタリストの存在感が薄かったことではないでしょうか。
いつの時代も、バンドの華は、やっぱりギターなのであります。