【映画】予定調和な恐怖演出の連続に恐れおののく「死霊館のシスター」【ネタバレ感想】
「死霊館のシスター」(2018年)★★☆☆☆
当時、近隣の映画館では上映すらしてなくて、レンタル開始になるまで待った本作。
結論から言うと、死霊館ユニバースの作品群で、最も怖くない作品でした。
ホラー映画なのに怖くないっていう時点で、ホラー好きにはお勧めしません。
1つ1つのシークエンスがとても安直だし、ドッキリ演出も予想の範囲内。
ドラマ部分も薄っぺらいし、頼みの神父は弱すぎて失笑するレベル。
挙句の果てにはショットガンなどの物理攻撃でゴリ押しするクライマックス。
(物理攻撃が霊体に効くってのは死霊館シリーズの面白いところではあるのですが。)
なんだかもう、死霊館のコアなファンだけが楽しめるような感じ。
いや、ちゃんと楽しめるのかな?
ただの映画ファンからすると、とても残念な作品だと思いました。
(本作には期待していた分、ガッカリ感が凄いです。。。)
ということで、死霊館ユニバースの感想を総括します。
シリーズ全作の中で、最も怖くて面白かったのは「アナベル 死霊人形の誕生」でした。
次に「死霊館 エンフィールド事件」は演出と脚本のバランスが良かったです。
初代の「死霊館」はプロローグとしてはまぁまぁの出来。
「アナベル 死霊館の人形」と本作「死霊館のシスター」は、超がつくほど微妙ですね。
それなりに知名度のあるシリーズですから、ホラー好きの方はすでに鑑賞済みかと思います。
とりあえず本作の監督、コリン・ハーディの名前は記憶しておきましょう。
ホラー映画でこの名前を見かけたら要注意ですね。
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