【Chillsynth】チルウェイブとシンセウェイブを足して2で割るUnfound、衝撃のデビュー作「Anomaly」発表!
Unfound「Anomaly」★★★★★
2011年、チルウェイブ界に衝撃を与えた、Tycho。
そして、2014年にシンセウェイブ界に衝撃を与えた、The Midnight。
彼らから遅れること数年、アメリカのシカゴから驚異的な新人が現れました。
その名も、Unfound。
まずは試聴からお願いします。
記事タイトルにも書きましたが、これはまさしく、チルウェイブとシンセウェイブのハイブリッド(=Chillsynth)としか言いようのないサウンドではないでしょうか?
どちらも大好物な自分にとっては、未だ興奮冷めやらぬ、といった感じです。
雰囲気的にもR. I. B.やUlrich Schnaussに通じるところがあって、世界観の奥行きが深く、語彙力なさすぎですが、まさに最&高&エモーショナル。
全体的にプリミティブなシンセサウンドが心地良く、そのコード進行含めて、メロディの運び方、アレンジも非常に上手いです。
恐らくPC1台で完結させているとは思いますが、これにギターやピアノなどアナログな楽器が入ったらと思うと、、、今後の進化に期待せざるを得ません。
Unfound名義では、今回がデビューアルバムとなりますが、本人のコメントがBandcampに掲載されていたのでこちらでも引用しておきます。
First album, hell yeah!
This has been a while in the making as some of you may know, but I believe it paid off well.
Hope you guys enjoy listening to these tracks as much as I enjoyed creating them.
Also in this album is a collab between Forhill and I, go check his stuff out!
Cover art was done by Winston.
Thank you everyone for the continued support,
-Charlie (Unfound)
本作は2019年2月1日リリースということで、個人的には今年度上半期の上位にランクインする作品で間違いありません。
全曲インストですが、本当に素晴らしい世界です。
捨て曲?そんなのありません!
真面目な話、ChicaneやATB、Roger Shahなど、往年のイビザ系、又はバレアリック系のエモいTranceが好きだった人にこそ、ぜひチェックして欲しいアルバムです。
極上のサンセットミュージックとしても、どうぞよろしくお願いします。