The Witcher 3 : Wild Hunt Part-13
さて、血まみれ男爵が自分の妻を取り戻すと喚いてうるさかったのを覚えているだろうか。
私はレベル上げに忙しかったのでこのクエストをほったらかしにしていたが、そろそろ協力してやろうかと思い、妖婆の住むクルックバック湿原へ向かった。
すると現地には男爵のほかに娘とその取り巻きも集結。
離ればなれになった家族が感動の再会、、、になるわけでもなく、何と男爵の妻(イタコ婆さん)は妖婆の呪いで怪物と化していた!
カラーリングが派手過ぎて逆に哀れな妻の姿。
しかし理性が残っているのか、こちらを攻撃する素振りはない。
ゲラルトはこの呪いを解くため、ゴドリングのジョニーを探す。
ジョニーから妖婆の呪いの情報を得る。
しかし彼もまた妖婆に追われる身であり、この湿原からは出て行くそうだ。
また再会出来る日が来るのだろうか?
さて、幸運なことに妖婆は一向に現れず、これ幸いと地下室で呪いを解く作業に入るゲラルト陰陽師。
ここはちょっとしたクイズ的な仕掛けだが、これまでの男爵との会話をきちんと覚えていれば、至極簡単な問題だろう。
無事に呪いを解いたゲラルト。
妻も元通りの姿となった。
だが、彼女はもう自分が死ぬ運命であることを悟っていた。
つまり、正確には、呪いは完全に解けなかったということになる。
恐るべし、妖婆。
やつらは思ったより強敵のようだ。
最後の言葉をかける男爵、そして娘。
今回の1件、そもそものきっかけを作ったのはこのDV夫だが、今は同情の余地もある。
現実世界でも同じことだが、過去のことはもう済んだこと。
今さら悔やんでも仕方がない。
その後、現場を離れ、男爵の砦に向かったゲラルト。
しかしそこには変わり果てた男爵の姿が。。。
全てを失った男爵が首を吊って自殺していたのである。
ただ、このクエストはマルチエンディングになっており、ゲラルトの行動次第では男爵生存ルートもあるらしい。
しかし、そうなると他の犠牲も避けて通ることは出来ないだろう。
要するに「選択」とは何かを「犠牲」にすることと表裏一体であるという暗喩。
このゲーム、なかなか奥が深い。
つづく