【Synthwave】ジャーマン出身シンガーソングライターNINAをイングランド出身のLAUが全面サポートした2ndアルバム「Synthian」は聴き逃すべからず!
NINA「Synthian」★★★★★
2018年にアルバム「Sleepwalking」でデビューしたNINAが、2ndアルバムを発表。
今回はLAUをゲストに迎え、ソングライティングなど全面的なサポートを受けまして、これがもう本当に、本当に素晴らしい出来。
シンセウェイブ好きには、決して聴き逃すことのないよう、強く要請する次第です。
にわかに疑っているそこの貴方、まずは以下のMVをご確認ください。
The MidnightやEssengerを好きなら、ピンポイントでガラスのハートを撃ち抜かれたのではないかと思います。
本作は全曲がシングルのようにキャッチー&ポップですし、ボリュームもバランスも大変良いです。
正直僕は、彼女のデビューアルバムに関しては、あまりピンと来ませんでした。
メロディラインやサウンド、アレンジに洗練さを感じなかったんですよね。
そもそもシンセウェイブは、単純に1980年代の焼き直しではありません。
モダンなアレンジを施して、いかに現代ポップカルチャーとしてアピール出来るかどうかです。
そのハードルは日に日に高くなっております。
差し詰め、NINAの2ndアルバムは、そのハードルを軽く飛び越えていきました。
LAUの全面協力は間違いなく、彼女の魅力を100パーセント引き出したと言えます。
端的に言って、マーベラスでしょう!