【Punk】カナディアン・パンクロックの超ベテラン、D.O.A.について【隠れた名バンド#010】
D.O.A.
歴史の波間に埋もれたマイナー系バンドを発掘する企画、10回目。
今回はカナダ出身のパンクバンド、D.O.A.をピックアップ。
同名のバンドが日本にもありますが、こちらは1978年結成のベテランです。
だから歴史の波間に埋もれてるわけではないですね。ハイ。
活動停止やメンバー交代を繰り返しながらも、現在も絶賛活動中ですから。
(最新作となる「Treason」は2020年2月にリリースしたばかり。ジャケが最高。)
とりあえず、アルバムのリリースが18枚ぐらいあるのでピックアップに悩みますが、僕は1990年発表の「Murder」をお勧めします。
Ramonesタイプにありがちな、R&R由来のパンクロックです。
アメリカ、特にNYに近い土地柄のせいか、カナダは良質なパンク系バンドが多いです。
皆さんご存知のSum 41やSimple Planをはじめ、SilversteinやCounterpartsなどのハードコア勢も人気が高い。
僕の調査では、寒いところほど哀愁性を帯びるというデータがあるのですが、カナダ勢も例外ではなく、メロディやハーモニーにも一定のこだわりが見られますね。
これはスラッシュメタルのAnnihilatorや、ハードロックのNickelbackも同様です。
D.O.A.にしても、そのメロディアスな楽曲が人気の秘訣だろうと思います。
思わずJohnny Thundersを聴きたくなるぐらいに。