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【ゲーム見本市】「E3 2018」について感想をまとめてみた

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年に1度のゲーム見本市「E3 2018」が今年もロスで開催されました。

主にMicrosoftSony、そして任天堂の3社によるプレゼン天下一武道会みたいなものですが、全てはこちらも把握出来ないので、主要な案件についてまとめておこうかと思います。

(マルチタイトルも多数ありますが、なるべく発表順に掲載してます。デベロッパー別は面倒なのでMicrosoftSony任天堂の3つに強引に分けました。ご了承ください。)

Microsoft

Halo Infinite(発売日未定)

前作「Halo 5」ではシリーズの主人公であるマスターチーフの出番が少なく、僕を含めて古参ファンからすると決して大満足な内容ではありませんでした。

開発元の343 Industriesもその件は十分に把握していたようで、そういった批判を受けて今回の発表に繋がったのではないかと思います。

また、ナンバリングタイトルではないので、外伝的な内容が予想されます。

「Halo 5」のエンディングがクリフハンガー的に終わっていただけに、「Halo 6」の発表も早くして欲しい気持ちもありますが。。。

以下、僕の感想です。

  • 開発は343 Industriesのため、あまり期待出来ない
  • マスターチーフが主人公であることは朗報!
  • 舞台となっているHaloリングはすでに過去作で全て破壊されたはず?
  • 時系列としてHalo 5の後になるのか、それとも前?
  • ゲームエンジンは新開発の「Slipspace Engine」のため、挙動は未知数
SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE(2019年発売予定)

「ダークソウル」シリーズでお馴染み、フロム・ソフトウェアActivisionと手を組んだ大型タイトル。

少し前にコーエーが発売して高評価を得た「仁王」に対抗したのか、和風ダークソウルともいうべきデザインに仕上がっています。

しかしながら、グラフィックや戦闘シーンに新鮮味はなく、サプライズ感は少なめだったように思います。

さらに今回「Bloodborne 2」の発表を待っていた方には少々肩透かしだったかもしれませんね。

  • そもそもこの作品に宮崎英高氏が関わっているのかどうか
  • 現時点ではオフラインタイトルとなっている模様
  • そうなるとフロムの過去作「ニンジャブレイド」的なオフゲーの可能性
  • これなら「天誅」をリメイクして欲しかった
METRO EXODUS(2019年2月22日発売予定)

核戦争後のロシアの地下鉄を舞台にしたFPS作品「Metro 2033」そして「Metro: Last Light」に続く新作がアナウンスされました。

このシリーズ、ロシアの作家ドミトリー・グルホフスキーの小説をベースにしているため、物語もしっかりと作り込まれており、これはFPS洋ゲー作品においてはかなり珍しい部類です。

今回もロシアを舞台としたサバイバルホラー的な趣向なので、旧来のファンは間違いなく楽しめるでしょうね。

  • とはいえ、映像のように地上のシークエンスが多いとホラー感は減退しそう
  • 舞台設定は核戦争後なので「Fallout」とどうしてもカブるデザイン
  • 武器やアクションにもっと新鮮味が欲しい
Forza Horizon 4(2018年10月2日発売予定)

Xboxの看板タイトルとも言えるForzaの新作も発表されました。

Forza Horizon」も4作目ですか。(僕はやっと1の終盤をプレイしています)

今作の舞台はイギリス。

これまで実装していた時間や天候のエフェクトに加え、四季の概念も取り入れるとのこと。

車のグラフィックはすでに最高峰ですから、マップデザインや背景のクオリティを上げていく方向にシフトしているんですね。

  • 「飽きる」という車ゲー最大の懸念に対する答えを出せるかどうか
  • 背景はもちろん、環境ノイズや音楽にも期待
  • DLCを乱発するイメージがあるので、出来ればそれは払拭して欲しい
The Division 2(2019年3月15日発売予定)

ハクスラ要素満載のオンラインFPS作品の続編が発売決定。

前作はニューヨークが舞台でしたが、今回はワシントンDC。

その作り込まれた再現度の高いマップにも期待です。

またCoopも8人まで組めるようになり、共闘感はさらに増すことでしょう。

ある意味で「Destiny」的なシステムですから、前作の不満点を解消出来るかどうかがポイント。

  • UBI製作品の1作目はベータ版、従って今作は「完成版」と推測
  • 前作で問題となったグリッチに対する改善があるのかどうか
  • 実はトムクランシー作品なのでもう少し物語性を加味して欲しい
  • TPSのオンラインは珍しいので成功を祈ってます(買うとは言っていない)
Dying Light 2(2019年11月6日発売予定)

オープンワールドのゾンビサバイバルにパルクール要素を取り入れた傑作FPSの続編です。

名作「Dead Islands」からの路線を踏襲しながら、恐らくアクションのバリエーションも増えているはず。

ただ、この映像を見ますと、前作と違って生身の人間と戦う場面が増えている気がしないでもないです。

  • ゾンビと遊ぶのが面白いのであって、生身の人間との戦闘は求めていません
  • 特に生身の敵が銃器を持っている場合、平凡なFPSシークエンスとなります
  • そこをパルクールアクションでお茶を濁すというのなら、お手並み拝見
  • それよりもゾンビのAI精度をさらに高めて欲しい
Gears 5(2019年発売予定)

Xbox創世期から続く看板タイトルの新作が来年にも登場します。

ネーミングもGears of WarからGearsへ。

このタイトル変更の目論見は謎ですが、開発は前作同様The Coalitionです。

もはやゲームシステムは完成し尽されているので安心して購入出来そうですね。

  • とはいえ、マンネリを打破する新要素があるのかどうか
  • DLCによる追加マップはマッチングの障壁となるのでそろそろ勘弁
  • 4K対応した高解像度のキモいクリーチャーの造形に期待
Cyberpunk 2077(発売日未定)

CD PROJECT REDの最新作が遂に登場。

その名の通り、サイバーパンクをモチーフにした作品です。

目下、開発中ということもあり、ゲームプレイ映像はありませんでした。

E3という見本市であるが故に、まずはユーザーの反応を探ろうとしているデベロッパーの姿勢を感じますね。

  • サイバーパンクと言えば、夜、そして雨が定番なのにこの昼間設定は何?
  • 明るいので”スタイリッシュな「セインツロウ」”みたいな雰囲気が無きにしも非ず
  • この映像ではサイバーパンクというよりサイバー作品という印象
  • もっと退廃的な雰囲気が欲しい
Fallout 76(2018年11月14日発売)

恐らく今回のE3で間違いなく目玉だった作品です。

ナンバリングタイトルではないので外伝的扱いになるかと思います。

内容はオンラインを主軸としたMMO的な作風になりそうですね。

Falloutファンが果たしてオンラインを求めているのか謎ですけども、一応、ソロでも遊べるということは正式にアナウンスされました。

  • 正直言ってオンラインRPGは疲れるので勘弁して欲しい
  • 「ソロでも出来る」というのは「ソロでも出来ないことはない」という意味では?
  • つまり、難易度調整は間違いなくCoop前提となるはず
  • 「ボダラン2」をソロで攻略する煩わしさ、あの感覚を再び味わう可能性も
  • そして「Fallout 5」は5年以上先になる可能性(「The Elder Scrolls」の新作がまずは先に出る為)
The Elder Scrolls VI(発売日未定)

その「The Elder Scrolls」シリーズの新作もアナウンスされました。

発売日未定とありますので、とりあえず開発してますよアピールですね。

Skyrim」が2011年の発売ですから、2021年頃までにはリリースして欲しいです。

  • 発売時期によっては次世代機のロンチタイトルになる可能性も
  • バグを含めてベセスダのタイトルはなぜか親しみやすい

Sony

バビロンズフォール(2019年発売予定)

「ニーア・オートマタ」で実績を作ったスクウェア・エニックスプラチナゲームズによる新規IP。

どこかで見たような、デジャヴを感じなくもない映像です。

ただ、プラチナゲームズが関わっているとすれば、「ダークソウル」など他のアクションゲームに比べてより派手なものになりそうですね。

もちろん、アクションRPGなのかどうかも今は分かりません。

  • 映像の最後を見るとCoop仕様ではないかという憶測も
  • オンラインを主軸としたMMO的な作風になる恐れも?
キングダム ハーツIII(2019年1月25日発売予定)

ウォルト・ディズニー社とスクウェア・エニックスのコラボシリーズ最新作。

塔の上のラプンツェル」「ベイマックス」「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」「アナと雪の女王」「パイレーツ・オブ・カリビアン」など、新登場するワールドが多く、続編モノが多い今のゲーム市場において、新規ファンの流入が見込めるタイトルになりそう。

ちなみに拙者は初代のみプレイ済み。

本作はマルチタイトルなのでXbox One版を購入するかもしれない。

アサシン クリード オデッセイ(2018年10月5日発売予定)

UBIの看板シリーズの最新作が今秋に登場します。

本作は紀元前5世紀の古代ギリシャが舞台。

紀元前となると初代アサクリよりも前の時代になるでしょうか。

このシリーズ、乱発し過ぎて時系列を全く把握出来ていません。

この機会に、Wikipediaを参考に転記してみます。

(本編)

アサシン クリード
アサシン クリード II』
アサシン クリード ブラザーフッド
アサシン クリード リベレーション
アサシン クリード III』
アサシン クリード IV ブラック フラッグ』
アサシン クリード ローグ』
アサシン クリード ユニティ』
アサシン クリード シンジケート』
アサシン クリード オリジンズ

(スピンオフ)

アサシン クリード アルタイルクロニクルズ』
アサシン クリード II ディスカバリー
アサシン クリード ブラッドライン
アサシン クリード II マルチプレイヤー
アサシン クリード ロストレガシー』
アサシン クリード III レディ リバティ』
アサシンクリード パイレーツ』
アサシン クリードモリーズ』
アサシン クリード クロニクル』
アサシン クリード アイデンティティ

  • ナンバリングの重要性を改めて再確認
  • スピンオフ大杉問題
  • 新作が高評価の「オリジンズ」開発陣によるものなら安心かと
The Last of Us Part II(発売日未定)

人気サバイバルホラー作品の続編がアナウンスされました。

TPSでステルス的な立ち回りは相変わらず、グラフィックの向上で視認性も良くなりました。

このステルス感覚が前作では掴みにくかったので改善を期待しています。

それと映画のようなストーリー展開も楽しみですね。

  • 前作のようなバディ関係と攻略がセットになっているのかどうか
  • アポカリプスな世界観やマップデザインに新鮮味があるかどうか
  • 照準を当てて狙いにくいTPS仕様は健在?
Ghost of Tsushima(2019年発売予定)

INFAMOUS」でお馴染みのSucker Punch Productionsによる新規IPが発表。

何と舞台は日本の対馬ということで、そのインパクトはかつての「鬼武者」発表時の興奮を思い出します。

敵は蒙古軍ということもあり、史実的にも興味深い内容。

とにかく映像のカメラアングルが素晴らしく、期待しない方がおかしいぐらいのクオリティです。

  • 1vs1の戦闘は「ブシドーブレード」を彷彿とさせる
  • 海外のスタジオが作っている割に「侘び寂び」感がハンパない
  • 物語性や戦闘システムに違和感がなければ傑作の予感
DaysGone(2019年2月22日発売予定)

PS4独占タイトルの発売日がようやく決定。

アメリカの西海岸北西部を舞台とした、オープンワールドサバイバルゲームです。

世界観がもろに「ウォーキング・デッド」な気がしないでもないですが、ゾンビ系は楽しいので恐らく買うと思います。

  • 大量のゾンビ描写はPS4 pro必須になるのかどうか
  • オープンワールドがサバイバルとして機能するのかどうか
CONTROL(発売日未定)

Alan Wake」や「Quantum Break」など良作をコンスタントに発表し続けるRemedy Entertainmentの最新作。

今回は女性が主人公です。

相変わらずのTPS作品だけど、シナリオも気になりますね。

  • 玄人好みなデベロッパーとはいえ、少し迫力不足は否めない
  • サイコキネシス的なパワーを自在に操れるのは楽しそう
  • けれども難易度調整が上手くいかないと戦闘に歯応えがなくなる恐れも
バイオハザード2(2019年1月25日発売予定)

名作のフルリメイク作品が登場。

かつてのラジコン操作から現在のTPS視点にリメイクされています。

過去作は何度もプレイした記憶があるで、TPS越しに見える新しい景色に期待したいところ。

  • やっぱりレオンはイケメン
  • 表現規制にどこまでチャレンジするのか注目
  • 規制が多ければ海外版購入も視野に
DEATH STRANDING(発売日未定)

コナミを辞めた小島監督がプロデュースする新規IP。

ノーマン・リーダスを主人公にして、シネマティックな演出を多用しているのは流石です。

この監督はゲームを映画のようなエンタメに仕上げようとした方なので、方向性としてこの映像は説得力がありますね。

ただ、肝心のゲームプレイ動画はまだ公開されておらず、全貌がよく分からない。

仁王2(発売日未定)

コーエーテクモが手掛ける和風「ダークソウル」ゲームの続編が製作決定。

前作が好評だっただけに、この流れは予想範囲内です。

本作に限らず、日本を舞台にしたゲームって増加傾向にあるんでしょうか?

  • 前作まだやってないのでやっておきたい
  • コーエーテクモらしい美麗な女キャラをガンガン追加して欲しい

任天堂

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(2018年12月7日発売)

Switch版のスマブラがようやく発売となる模様。

歴代ファイターはもちろん、現時点で総勢63キャラが参戦決定。

8人同時対戦も可能ですし、任天堂ユーザーには鉄板なタイトルになりそうです。

  • Switchの起動頻度を増やしたいので本作には期待
  • アンロック制のクリア条件を緩くしてくれると助かります

おまけ

家庭用ゲーム機は全機種所有していますので、全てチェックした中で、気になったものだけを今回ピックアップしています。

「Rage 2」や「Just Cause 4」「DMC 5」「Doom」などはあまりピンとこなかったので割愛しました。ゴメンナサイ。

E3ではほとんどフォーカスされませんでしたが、今年は以下のAAAタイトルの発売を控えています。

シャドウ オブ ザ トゥームレイダー(2018年9月14日発売予定)

バトルフィールド 5(2018年10月19日発売予定)

レッド・デッド・リデンプション2(2018年10月26日発売予定)

特にこの「レッド・デッド・リデンプション2」は2018年を代表する作品になることは間違いないです。

ただ、ゲーム業界全体が新規IPよりも続編を製作するケースが多く、例えば1作目をプレイしていないユーザーをどのようにして取り込んでいくかは各社喫緊の課題とも言えます。

(僕の場合、「The Division 2」や「アサシン クリード オデッセイ」は前作未プレイなので新作が出ても見送る可能性が高いです。)

これはゲームに限らず、どの業界も直面している課題とも言えますが、新参者をどうしたら巻き込めるかというところに経営資源を集中させるのは、決して愚策ではないと思います。

任天堂はその辺のバランスが上手いなあと昔から感じているのですが、今回のE3、任天堂の勢いを全く感じなかったのが印象的でしたね。

任天堂の急所でもありますが、目新しいソフト不足によるユーザー離れの懸念が現実化しそうな気配も感じました。

Xbox One X (CYV-00015)

Xbox One X (CYV-00015)

 

ということで、E3 2018のまとめでした。

そういえばVRの話題が以前に比べて少なくなりましたね。。。